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廿五日講(にじゅうごにちこう)

  • akanoi
  • 8月23日
  • 読了時間: 2分

赤野井町の川端町内会では、8月に廿五日講(にじゅうごにちこう)が開かれました。

赤野井にある五箇寺(東別院、西別院、専念寺、福正寺、常照寺)の中から御導師をお招きし、川端町内会の各組長さんにお集まりいただいて、川端町内会の釈迦堂で法要を開きました。


■廿五日講とは・・・

①廿五日講は、*1法然上人の命日に由来します。法然の教えに基づき、門徒たちは毎月25日に集まり、阿弥陀如来への念仏を唱える場として講を開きました。この習慣は、親鸞聖人の時代にも受け継がれ、月命日を中心とした「念仏勤行の日」として定着していきます。

 注釈*1:法然上人は「南無阿弥陀仏」の念仏をすべての人に開かれた救いの道として説いた、日本浄土宗の開祖です。命日である1月25日は、上人が最後に唱えたとされる「光明遍照 十方世界 念仏衆生 摂取不捨」の言葉とともに、阿弥陀如来への帰依を象徴する日とされています。


②毎月25日に念仏を唱える「廿五日講」が生まれました。「講」はもともと、仏教の経典を講義する法会を意味していました。平安時代以降、信者が定期的に集まって法義を讃嘆する集まりへと変化。鎌倉時代には、こうした集団が「講」と呼ばれ、民間にも広く浸透しました。これは、信仰の実践だけでなく、地域の絆や文化の継承にもつながる行事として、現代でも各地で続けられています。


 

 
 
 

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