草木祭（そうもく）秋の御神輿

9月の第３日曜日

神饌を供え玉串奉納

お湯上げ神事

神輿

神社の祭礼において神様の御霊（みたま）を一時的に移して運ぶための神聖な乗り物です。単なる装飾や儀式の道具ではなく、神輿そのものが「動く神殿」として扱われます。神輿が町を巡ることは、神様が地域を見守り、祝福する行為とされ、古くから疫病退散や五穀豊穣を願う意味も込められています。

「よいやさー」の語源は「弥栄（いやさか）」説 「弥栄（いやさか）」とは、「ますます栄える」「永遠の繁栄」を意味する言葉で、これが転じて「よいやさ」になったという説があります。 つまり、「よいやさ」は神輿の巡行によって地域が繁栄するようにという願いが込められた言葉とも解釈できます。

菅原道真公（スガワラノミチザネコウ）

• 学問の神様として広く信仰される

  
  

天手力雄命（タヂカラオノミコト）

• 天岩戸神話において、天照大神が岩戸に隠れて世界が闇に包まれたとき、天手力雄命は、岩戸の脇に控えていて、天照大神が外を覗いた瞬間に岩戸を引き開けて、天照大神を外に引き出しました。 その力強さから、世界に再び光が戻ったとされます。力と技術の神格を持つため、閉塞を打ち破り運を開く存在として、運動能力や芸事の向上を願う人々に信仰されています。

  
  

栲幡千々姫命（タクハタチヂヒメノミコト）

• 機織り・布の製作・手仕事の守護神で、美しい布を織ることから、芸術性や女性的な美の象徴とされることも

  
  

天鈿女命（アマノウズメノミコト）

• 天照大神が天岩戸に隠れて世界が闇に包まれたとき、天鈿女命は、岩戸の前で神がかりの舞を踊り、神々を笑わせて場を盛り上げました。 その騒ぎに興味を持った天照大神が岩戸を少し開けた瞬間、天手力雄命が岩戸を開き、世界に光が戻ったのです。 この舞は「神楽（かぐら）」の起源とされ、天鈿女命は芸能の祖神として崇敬されています。