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若宮神社、天満宮の「灯明上げ」

地蔵盆の夜には神社で灯明を上げ、町内の無病息災、家内安全、国家安寧を祈ります。

●若宮神社:川端 町内会、馬場 町内会

●天 満 宮 :西の辻 町内会、浜 町内会

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境内に設置した灯明台に、素焼き皿の灯明を上げます。

素焼き皿に油を注ぎ、麻やイ草等の植物繊維製の灯芯に火を灯します。

菜種油を入れた小皿を並べ、灯をともし無病息災を祈ります。

境内に並べられた灯明が静かに揺らぎます。


神社における灯明は照明のためのものではなく、神の御加護をより一層強く願うために神前に灯明を点すことを目的としています。

火は誕生の象徴であり神聖なものです。故に、神社では神聖な火を灯すことにより、神域としての印、また、魔除けとして基本的に灯りをともし続けます。

日常生活の中に、「炎」の無い近代社会を生きる私達現代人ですが、このような機会に是非、古から伝わる作法に触れ、家族、身近な人、大切な人に思いを致して、無病息災、家内安全を祈りたいものです。


平和で安全に護られた現代の生活。1世代、2世代前の方々の苦難の歴史を辿れば、この安心な生活が僅か60年程前からであることがわかります。古い伝統を伝え続けた先人の思いに、今一度思いを馳せ、先人への感謝と未来への平和と安全を祈りたいと思います。


2025年8月23日

活動月

8月

活動日

夕刻, 夜

活動メンバー

協議員, 住民

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